iPhoneの無線接続設定の落とし穴
このエントリを書いた後、結局普通の無線AP(PLANEX MZK-WNH-BK)を購入。
APが届いた後意気揚々と設定し始めたのですが・・・無線APをまともにセットアップするのは初めてなので、結構設定に戸惑いました。
さらにほとんど設定し終わった状況で、何故かiPhoneのみ接続設定が通らない上保存もされない。*1
パスワードも間違いないはずなのに、何度やっても駄目。
各所で評判が悪かったので、ハズレ引いたかな?とも思いましたが、やっとの事で原因が分かったので記録しておきます。
参考にしたのは以下のサイト。やったこともほぼ同じです。
anything from hereiPhone から ESSID ステルス状態の無線親機に 自動接続する方法
anything from hereiPhone から ESSID ステルス状態の無線親機に 自動接続する方法WZR-HP-G300NH を ESSID ステルス状態にしたままで iPhone から WiFi 自動接続する方法
- まず、言うまでもなく親機の ESSID をステルス状態にする。
- 次に、iPhone のネットワーク設定をリセットする。これにより ESSID 非隠蔽時に WiFi ネットワークリストから選択してアクセスしてしまった履歴を消去するのだ。
(履歴というかプロファイルを消去する理由)
ESSID ステルス化で WiFi に手動接続しても、それに先だって ESSID 非隠蔽状態下で WiFi ネットワークリストから選択してアクセスした履歴が残っている場合、iPhone がこのプロファイルを当該ネットワークの優先的なプロファイルと見なしてしまうために、次回以降に ESSID ステルス化で WiFi に接続した際に、WiFi に自動接続しない、と推測される。- ネットワーク設定をリセットして iPhone が再起動した後に、iPhone の WiFi ネットワークログインを行う。
既に ESSID は隠蔽されているので、自宅のアクセスポイントアドレス( つまり ESSID )は当然リストアップされない。ここで「その他」を選択して ESSID とセキュリティ設定とパスワードを入力する。- 以後 iPhone は自宅の WiFi Lan に自動接続するようになる。
ここでのポイントは、ESSID 非隠蔽状態で、一度でも WiFi ネットワークリストから自宅の WiFi ESSID を選択して無線ランに接続してしまうと、ESSID 隠蔽下の同じ無線親機には二度と自動接続できなくなると言うことである。手動接続こそ可能であるが、自動接続は決して出来なくなるのだ。
anything from hereiPhone から ESSID ステルス状態の無線親機に 自動接続する方法
一度 WiFi 接続を設定した当該ネットワークの接続環境が変化した場合、当該ネットワークには二度と WiFi 「自動」接続は出来ないこと、並びに接続環境が変化した状態で WiFi 「自動」接続させるには、ネットワーク設定をリセットして過去の接続履歴情報をキャンセルしなければならないこと───この2つのことを強調しておきたい。
anything from hereiPhone から ESSID ステルス状態の無線親機に 自動接続する方法
実は最初SSIDブロードキャストを有効にしていたのですが、途中からそれを無効にしたり色々設定を変えた途端、全く接続が出来なくなってしまいました。
今回ハマったのも上記症状とほぼ同様です。
iPhoneのネットワーク設定のリセットを行っていなかったのは接続できない原因を究明する上で完全に盲点でした。
とはいえPC等のように設定一覧を見ることが出来るのかと思いきや、設定を間違えた/設定が変更されたらiPhone側のネットーワック設定を全てリセットするしか無いというのはちょっと問題があるのでは、と思いますが。
結局の所、iPhoneに無線接続設定をする場合は基本的に手動設定、どうしても接続できないようであれば設定をリセットしてやり直す、というのが一番ベストなのではないでしょうか。*2